庶民の知らぬところで、ひと儲けする天下り団体
高速道路はないよりあった方が絶対に便利です。 滅多に利用しなくても、利用した時は「時間短縮」で、便利さを痛感します。 整備新幹線も似たような話です。
だから、有権者は強くは反対しません。 逆に、高速道路の建設によって、建設関連の会社が潤いますし、なんたって、高速道路ができてしまえば、それを維持するために、民間になったとはいえ、実質道路公団と変わらない、天下り団体の会社&ファミリー会社が潤います。 だから、建設関連と役人は、必至に高速道路建設を推進します。
利用の頻度が極めて低い道路建設は、明らかに税金の無駄です。 道路のような巨大プロジェクトは、借金で作りますから、将来の負債です。 子供たちが支払う負債です。 建設会社と、天下り団体のために、将来の負債を背負う構造です。 でも、その将来の負債を背負う構造が、現在の有権者にはピンとこないから、「なんか変だなぁ」と思いつつ、強く反対しないのです。 有権者が「よくわからない、関心の低い」ことを利用して、税金を合法的に囲い込んでしまうのが、官僚&天下り団体です。
このズルズルの構造を止めるのが、数十年先を見通して、国づくりを行うことが仕事の、政治家(国会議員)です。
今、皆が100円もらえるけれど、10年後にもっと大きい金額になって返済がやってくるという、時間軸が大きすぎて、わかりにくい内容を、「今、もらえる100円は本当に正しいのか」と、見識をもって判断するのが政治家です。
道路公団の民営化で、不採算見通しの高速道路は造らないという原則を決め、国費(主に道路特定財源)も投入しないと、小泉首相時に決めています。
しかし、27日の国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)で、不採算の高速道路を造り、かつ、国費も投入するということが決まりました。 この会議は、国土交通省の諮問会議で、国交省は「やる」という判断をしたわけです。 ちなみに、金子一義大臣は、ズブズブの二世議員です。
この国幹会議の酷さを、民主党のまぶち議員が嘆いているというか、怒り心頭です。
まぶち議員によると、いきなり召集されて、資料も当日配られて、それで1.5兆円の高層道路建設の審議が十分にされたということで、GOの決議だとか。 (議員10名と学者など10人の合計20人、自民系と、御用学者で過半数です。 人選は、役所&大臣です)
高速道路(道路公団)や道路特定財源(ガソリン税など)の問題は、最近すっかり報道されなくなってきたのをいいことに、国土交通省の役人は、せっせと既成事実化を進めます。 こういう話は、草彅さんの事件よりも、大事な気もしますが、やっぱり草彅さんの報道ばかり。
ドラゴン桜の先生の名言、「バカは、頭のいいやつに徹底的に搾取されるんだよ」と似たような構造で、「関心の低い有権者は、頭のいい官僚に徹底的に搾取されるんだよ」ということでしょうか。
それでも、まぶち議員には頑張ってもらいたい。 頑張れ!
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)





最近のコメント